ようこそ瀧本ゼミ企業分析パートへ

  • 瀧本ゼミ企業分析パートとは

瀧本ゼミ企業分析パートは、株式投資というテーマを通じて過酷な現代社会を生き抜く力を手に入れるゼミです。企業や業界についてのリサーチと発表を行うとともに、ゼミ生とOB・OGによるフィードバックを交えた活発な議論を交わし、投資判断を下すことで意思決定力を磨きます。
卒ゼミ生の進路は金融系をはじめ多岐にわたり、将来社会にインパクトを与えようとしている人々が集うプラットフォームとしての機能も果たしています。

  • なぜ意思決定を学ぶのか                                              

意思決定とは、「特定の目標を達成するため、置かれている状況についての情報を収集・分析し、最善の解を求めようとする営み」です。私たちの身の回りは意思決定であふれています。買い物などの日常の活動に始まり、就職先などの人生上の大きな決定から、国政レベルの政策決定まで。今こうしてあなたがこの文章を読んでいる間にも、 意識されないものも含めれば、何千何億という意思決定がこの世界では行われています。人が生きている中で、意思決定が行われない場面はないとさえ言えるでしょう。そこに完全な答えは存在しません。私たちはもちろん、瀧本先生でも誰あっても、すべての意思決定に適用できる完璧な答えを知ることはできません。しかし、個別の状況を丹念に考えることで、よりよい答えを探すことは誰にでもできます。当ゼミはそんな「意思決定」という答えのない領域に、ビジネス業界のリサーチを通じてアプローチすることを目的としています。 

機能不全を起こしている中央政府、未だ完全には浮揚しない日本経済、止まらない少子高齢化、アジア近隣諸国の台頭。これを読んでいる賢明なみなさんには、今さら言葉を尽くして現代社会で起きている危機や変化について事細かに語る必要はないでしょう。確かなのは、私たちがこの混沌の中を、自分なりの意思決定を下して生きていかなければならないということです。

  • 意思決定とは何か。

  • なぜビジネスと政策なのか                                                                      

なぜ、ビジネスと政策という、一見かけ離れた 2 つのテーマを 1 つのゼミで扱うのか疑問に思われる方もおられるでしょう。上で述べたように、この世のあらゆる活動は、意思決定が行われているという点では全て同じであると言えます。当ゼミでは、意思決定が下される数多の活動の中でも、社会に与えるインパクトが大きく、そしてその意思決定の過程がダイナミックであるという理由から、ビジネスと政策をメインテーマとして設定しています。

実際の企業活動や政治活動を見てみましょう。

企業は、顧客の属性や嗜好を分析して、タ ーゲットの選定を行い、そのニーズに適した商材やサービスを提供することで、利益を獲得します。一方、政党や政治家も、現実のパワーバランスや数的優位性を考慮して、利益団体 や有権者のニーズをくみ取り、それに即した政策を提供することで、票を獲得しています。 個々の政策立案であっても、企業の業務改善であっても、現在起きている問題を構造化し、 問題点を特定し、そこに何らかの解決策を与えるという点では全く同一のプロセスがとられ ています。このように、ビジネスと政治という、社会に大きな影響を与える2つの行為は、 一見かけ離れているように見えていても、根底では同じ姿勢がとられており、そのノウハウは相互に応用可能であると言えます。

現状を分析し、自分なりの仮説に基づいて計画を立て、その計画を実行し、その結果を受けて仮説と計画を修正し、再び実行する。このサイクルは、私たちがこれから非情で過酷 現代社会を生き抜いていくために、あらゆる場面で必要とされます。ゼミ生が、ビジネスと 政治という答えのない領域を前にして、各人なりの問題への取り組み方、不定形に動き続ける現実へのアプローチの方法を確立する。それが当ゼミの目的です。