瀧本ゼミで学んだ「意思決定」とは


田中康隆さん 東京大学教養学部4年(インタビュー当時)
現在はコロンビア大学エンジニアリング大学院 計算機科学修士1年


今回はみなさんに瀧本ゼミについてより身近に感じてもらうために、瀧本ゼミ3期では最年長のメンバー、たなやすさんこと、田中康隆さんにインタビューをしてみました。謎に包まれた(?)Tゼミの本当の姿をお伝えできると思います!では田中さん、まずは自己紹介をお願いします!



「東京大学教養学部4年の田中康隆と言います。元々は文科三類で入学したのですが、前期教養課程で情報技術に興味を持つようになったため理転し、現在はコンピュータ・ネットワークの研究をしています。」



理系の人も居るんですね!文3からコンピューターって、めちゃくちゃ幅広いですね。



「僕の中ではつながってるんですよ。自分の究極の興味は「理解」という現象にあります。だから学部時代には文化の社会的共有や、他言語(ロシア語)での記憶の刻まれ方などにも興味を持ってました。」



そんなことまで? でもこの瀧本ゼミって企業分析じゃないですか。これもあんまり関係ない気が・・・



「いや、企業というのは実は調べて見ると、非常に面白かったのです。広い意味での経済にまったく興味がなかった僕にも響くものがありました。結局人間の集合体ですから、人間の心理や行動を理解するって意味でとても役立っています。」



それで企業分析にまで手を出しちゃったんですね!好奇心旺盛!

田中さんにとって瀧本ゼミはどんなところですか?





「大学の講義では鍛えにくい「筋の良さ」を徹底的にトレーニングできる場です。大学の講義で学べる知識は一流だと思います。しかしそれらは基本的に断定口調を避けていることもあって、ただ一つの行動を選ばなければいけない場面での立ち居振る舞いを教えてはくれません。むしろそのような場面において生命線となるのは、知識の総量よりも、制限時間内で何を「調べない」か/それぞれの選択肢を選んだ場合のリスクはどれほどか/行動を達成するために不足しているものは何か、などを素早く把握して対応できる「筋の良さ」だと思います。Tゼミでの活動はそのような力を鍛える上で適しています。信じられないようなところから合法的に動かぬ証拠を持ってくる他のゼミ生を見ては、すごいなと見習っています。」



いかに決断するか、正しい選択のために何を重視するか!を勉強できる場ということですね。そもそも先生が瀧本哲史先生、『武器としての決断思考』はみなさんもご存知なのでは?

Tゼミに入ったきっかけ・理由はなんでしょうか?





「一番大きなきっかけは、瀧本ゼミ1期生の代表者である小林さんと大学内のカフェで初対面したときのことです。



「瀧本ゼミの目標は意思決定を学ぶこと」と語るときに、彼は僕の目をまっすぐに見ながら、プラスチックで出来たカフェオレの容れ物を手にとって、こう言いました。



『このカップ一つ取ってみても、飲み口の面の直径を何cmにするのか、表面にどういうプリントを施すのか、一月にいくつ製造していくつ配送するのかなどということについて、数えきれないほどの意思決定が行われた上で僕たちの手元に届いていると思うんですよ』



その発言は、進学する学科を何となくの直観で選んだばかりだったそのときの僕にとって、衝撃的でした。たかがカップ一つですら無数の決断を経た上で存在しており、消費者のもとに届けられている事実に対して、自分の存在がどことなく恥ずかしくなったのです。そして、意思決定をする過程について投資判断を通して学んでいくというゼミの活動に興味を持ちました。」



確かに、身の回りのものって実は多くの決断から生まれてきてるものなんですよね。大学生になると進路選択、そして就職活動とたくさんの重大な決断に迫られますから、それを鍛えるのって必須な気がしますね。

田中さんから見て、Tゼミのいいところを教えてください!





「決断する力に加えて、相手を短時間で説得する力が付くのが良いと思います。これは卒業研究を進めていく際にも役立っています。コンピュータ・ネットワークと投資判断は内容的には全く関連がありませんが、こちらが長時間かけて構築した主張に対して、全否定に近い反論が襲い掛かってくる点では共通しています(笑)」



なるほど、ちょっとでも間違ったプログラムだと全然動いてくれませんもんね(笑)



「そうですね(笑) 」



Tゼミの雰囲気として、誰でも主張しあえて、切磋琢磨している感じはありますよね。

褒めすぎるのもアレなので、Tゼミの、ここはちょっとなぁ、みたいなところをぶっちゃけちゃってください!



「悪いところとは言えないかもしれませんが、自分から求めないと誰も何も教えてくれないというのは、人によっては辛いかもしれません。」



シビアなところはありますよね。ある種の厳しさに耐えなきゃいけない部分はあるかも。

最後に、新入生のみなさんに一言!





「入学されたばかりのみなさんは、きっとこれから大学生活に対して失望すると思います。でもそれは過渡的なものに過ぎないので、価値のあるものはその先にあると楽観的になって、着実に進んでいってもらえたらと思います。」



価値のあるものを自分で探して選んでいこう!つまり、Tゼミに入ろう、ということですね?



「そこまで言ってないですけども(笑)」



ということで、ぜひ一度瀧本ゼミを検討してみてください!新入生に限らず、2・3年生の皆さんも大歓迎です!あ、東大生以外でもたくさんのゼミ生が活躍しておりますので、他大のみなさんも是非!

ではでは、説明会や体験見学会でお待ちしています~

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