OB投資家が語るTゼミ

東京瀧本ゼミ企業分析パートが発足してから早8年…ゼミの卒業生の華々しい活躍が活動の中で話題に登ることが増えてきました。今回、ファンドでアナリストとして凄まじい活躍をされている卒業生の方に匿名インタビューをさせて頂くことができました。プロの投資家の目から見た瀧本ゼミの企業分析、意思決定はどのようなものなのでしょうか、投資に興味がある大学生は必読です!

瀧本ゼミで出会った『投資』 

—-現在どのようなキャリアを歩んでいるのか教えてください

「新卒で運用会社に入り、上場株ファンドのアナリストをしています」

※アナリスト…情報やデータを分析し、投資に対する支援、助言を行うスペシャリスト

—-どのような企業を分析しているのですか?

「そうですね、主に瀧本ゼミで扱うような時価総額1000億円以下の中小型株を担当しており、瀧本ゼミでやっていたことがそのまま仕事になっています」

—-先輩は学生の頃、投資に興味があって瀧本ゼミに入ったわけではないと伺っているのですが、先輩がプロの投資家になろうと思ったのはどうしてなのでしょうか

「瀧本ゼミでの活動、企業分析を通じて、世の中で起きているダイナミックな変化を『自分ごと』として肌で感じることができる投資という職業に、大きな魅力を感じたからですね。自分の場合はその過程が楽しくて仕方がないという感じでした。そういう意味では投資家という職業は自分にとっての天職だったと言えるかもしれません」

—-ありがとうございます。では、瀧本ゼミで学んだことはプロの企業分析業務の中でどのようにして活きていますか

「説明が難しいですね。簡単に言いますと、瀧本ゼミでの意思決定の力を伸ばす方法はプロが投資判断をより良いものにしていく方法に限りなく近いのです」

—-瀧本ゼミの活動は、上場企業の中からこれぞという企業を選び、どのような成長要因とリスクがあるのかリサーチし、その企業が『買い』か『売り』かを発表するというものですよね

「そうです。そして発表者は、他のゼミ生から矢のような質問を浴び、本当に自分の意思決定が合理的なのか、もっと良い意思決定はないのかを熟考することになります。さらに、発表してから数ヶ月後には、その後の業績や株価がどうなったかを検証します」

—-瀧本ゼミの醍醐味ですね。同級生、先輩方の厳しい質問に答えられるだけのリサーチをするのは少し大変ですが…その分、自分が発表できた銘柄は可愛いので、我が子のように動向を見守っています

「そうですか(苦笑) 」

100%利益がでる投資なんてない 

—-瀧本ゼミの意思決定の力を伸ばす方法というのは、問題発見→仮説構築→仮説検証を繰り返し、より意思決定をより良いものにしていくというものだと考えているのですが、それがプロのやり方に近いということでよろしいでしょうか

「そうともいえます。100%利益がでる投資など原理的にありえません。例えば、投資においては、誰しもが100%良いと思っている企業を選んでもリターンは出ません。なぜなら、そのような企業の株価はもう十分に高く、これ以上のアップサイドが限られるからです」

—-瀧本ゼミではよく言われていることですが、初めて聞いた時は本当に驚きました

「裏を返せば、将来どうなっているのか未知数な企業に適切な評価することができれば、パフォーマンスに大きな差を生むことができるわけです」

—-なるほど

「本当はプロに限ったことではないのですが、投資においては、確実な未来など存在しないことを認めた上でどれくらいのリスクを許容するのかを自覚し、どうやって期待値がより高いポートフォリオを構築するか、常に意思決定しなければなりません。さらに、もし過去の意思決定が間違っていたことが分かれば、自分のミスを素直に認め、より正しい意思決定にチューニングする必要もあります」

※ポートフォリオ…金融においてはどのような商品を組み合わせて保有するかを意味する

現場を見るリサーチの重要性 

—-先輩が不確実な問題に冷静に対応できるのは、瀧本ゼミで意思決定の力を磨く経験を積むことができたからなのですね。それでは次に、アナリストになって感じた瀧本ゼミでのリサーチと機関投資家としてのリサーチの違いを教えてください

「瀧本ゼミの方がより現場型リサーチを重視しています。機関投資家だと時間的・地理的な制約から、その企業のサービスを使ったり、店舗に訪問したりするリサーチがどうしても不足しがちになります。たとえば、あるゼミ生は2015年にペッパーフードサービスを「買い」という判断で発表しました。彼が意思決定の論拠にしたのは、当時まだ出店したての「いきなりステーキ」まで実際にステーキを食べにいき、そのお手軽さや美味しさ、オペレーションの簡素さなどをその足で確認したことでした。プロの投資家になる前に現場の大切さを知ることができたこと、現場の調査の経験を積んでおくことができたことは本当に役に立っています」
(いきなりステーキの画像)

—-私も美容室チェーンを展開している企業を調べた時には実際に店舗に行って、髪を切ってもらいました。ネット上の情報だけではわからない強み、弱みが見え、まさに目から鱗でした。今日は本当にありがとうございました。最後に、新入生に対してメッセージをお願いします!

「大学に入り何をしようか迷っている方が多いと思います。そんな方にこそ、瀧本ゼミの活動をオススメしたいと思います。なぜなら、瀧本ゼミで得られる『不確実な状況下での意思決定』という経験は、その後の人生をどう生きるのかに直結するからです。また将来、投資に関わる仕事をするのであれば、瀧本ゼミでの企業分析は本当に貴重な経験になるでしょう。ぜひ一度新歓を見に来ていただければ嬉しいです」

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