君に東大はいらない

本日お話を伺うのは、東京大学瀧本ゼミ企業分析パート 9.0期、東京大学理科一類2年のO.Yさんです。

仮想通貨で一夜にして100万円を失った経験があったにも関わらず、株式市場を題材に扱う瀧本ゼミに所属することになった経緯をインタビューしました!

進振り競争の弊害

ーー「君に東大はいらない」のタイトルの真意を教えてください!

東大の1年生に東大の授業は不要なんじゃないかという意味です。

私の印象では、東大の1年生は授業やテストに必死になりすぎているように見えます。元々、私は東大を、上質な授業が受けられる場所としてではなく、論理的思考力が担保された人々が集う場所という観点で捉えていたので、授業選びそっちのけでサークル選びを熱心にしていました。

東大をアカデミックな場所として捉えないという判断は正しかったと思います。実際、東大の理系の1年生は必修授業とそれに伴う課題が多すぎて、ろくに興味関心を広げられるような授業は取れません。

進振り競争という下らない競争が繰り広げられているのが現状です。

自分の所属なので理系に絞って話しますが、理系として学ぶべき事項があるとしても、毎週課題を出したりするのは不要です。範囲を決めてテストさえすれば、1年生の範囲であれば東大の学生なら自学自習できると思います。

ーー実際、進振り制度への批判は多いですもんね。

僕は訳あって対面授業が再開されたAセメスター(1年の後半の学期)も、地方に残り、オンラインで全ての授業を受けていたのですが、東大教務課側の事務手続き上のミスが起こり、それすらも満足にいきませんでした。

僕の主張にはその私怨も大いに含まれています

3,4年や院からは事情が変わりますし、日本最高の大学の教授・准教授に質問ができる素晴らしい環境(=授業)までも否定するのは間違っているので、言い過ぎの主張であることは認めますが、ある意味では正しいと思います。

誤解してほしくないのは、アカデミアの道を進むことを否定しているわけではなくて、東大の1年生が授業や進振り競争に重きを置くことを否定しているだけです。実際、瀧本ゼミに所属する東大生で院進する人も数多くいますし、そこだけは誤解がないようお願いしたいです。

このような意味で「東大(の授業)はいらない」です!

瀧本ゼミへの入ゼミの経緯

ーータイトルの真意は分かりました!では、はじめに、瀧本ゼミの存在を知ったきっかけを教えてください!

正確には覚えていないんですが、UT-BASEさんのオンライン合同新歓「MeetUp」で瀧本ゼミの存在を知ったと思います。

2020年に東大に入学した1年生はコロナの影響でテント列もなかったので、サークルを知る機会がそこくらいしかありませんでした。

今年(2021年)もテント列はなく、「MeetUp」のみ開催されるようなのでサークル探しに困っている新入生の方にはピッタリだと思います。「MeetUp」はサークル探しを横断的に行えるので、瀧本ゼミに入らないという方にも本当にオススメです。

ーーそこから、瀧本ゼミに入ることをどのように決めたんですか?

実は、UT-BASEでゼミの存在を知った時点では、今ほど瀧本ゼミに魅力を感じてはなかったんです。

ーーでは、どの時点でこのゼミに入ることを決めたんでしょうか?

心から強く「このゼミに入りたい!」と思ったのは、瀧本ゼミの「独自説明会」を聞いた時でした。

瀧本ゼミには新歓活動の一環として、「独自説明会」というものがあり、普段ゼミで行われている発表を入ゼミ検討生に見せる会があるのですが、それがめちゃくちゃ面白かったんです

なので、瀧本ゼミに少しでも興味を持っている方は「独自説明会」に来ることを是非オススメします!!

独自説明会の一例

瀧本ゼミの3つの魅力

ーー「独自説明会」で発表を見た際、面白いと思った点はどこだったんでしょうか?

詳細なリサーチによる未来予測他の投資家に本気で勝とうとしている(勝っている)こと忌憚なく議論ができること、の3つでした。

ーーそれぞれ詳しく説明お願いできますか?

1つめの詳細なリサーチによる未来予測については、2つめとも被るんですが、まず「無理だろw」ってことを本気でやろうとしていることに心を動かされました

瀧本ゼミの活動では未来の株価を予測するのですが、その会社の未来を予測することができれば、株価を予測することも可能です。

仮に、その会社が倒産することが分かったら、株価が0円に近くなることは誰でも分かることだと思います。その場合、ショートポジション(ある会社の株価が下がることを期待し、実際に株価が下がれば利益が得られる)をとればいい、みたいな感じですね。

未来を予測する、というのは言うは易し行うは難しの典型で、1次ソースにあたったうえで様々な要素を考慮して慎重に仮説を組み立てていく、それを何回繰り返してもなお不確実性が残るという「無理ゲー」なんです。

公衆の面前で、「僕は未来予測ができます」なんてことを言ったら多分頭のおかしい人に思われるじゃないですか。それを東大にも入れるような頭の良さそうな人たちが真剣にやろうとしている、もうこの”気が狂ってる”雰囲気で、このゼミに大分惹かれました。

ーー2つめの、他の投資家に本気で勝とうとしている(勝っている)ことについてもお願いします!

これを話すための前準備として、自分の体験談を話しますね。

実は僕、昔から経済とか金融に興味があって、投資(投機)経験が入ゼミする前からあったんです。

そこで一夜にして100万円を失ったんですよ。

ーーえぇ!!100万円ですか???

そうです。2017年、僕がちょうど高校一年生だった時仮想通貨バブルが起こって、訳もわからず50万円を入れたら、それで数百万円儲かったんですよ。

ーーすごいですね!!

全くすごくないです。バブルで誰でも儲かる相場でしたし、何より知識が皆無だった

素性も分からないTwitterアカウントが良いと言ってる仮想通貨をとりあえず買う、みたいな今思えば馬鹿みたいなことをしてました。

その流れで、ある仮想通貨に100万円くらい突っ込んだら一夜にして消えてしまったんです。

ーー何が起こったんですか?

開発者(仮想通貨を作った人)が逃げちゃったんですね。今もFBIが調査してるらしいんですが多分被害額が他の詐欺案件より少額なのでおそらく永久に犯人は捕まらないと思います。

ーー気の毒ですね、、、

やっぱり一夜にして大金を失うと人っておかしくなるんですよ。

で、気がおかしくなって、「200万円から50万円に下がるかも知れないけどいつか上がるはずだし買うか!」みたいなバカな思考で、ビットコインを高音掴みしたりして、結局数百万円の儲けは消えちゃってトントンになってしまいました。

とにかく、この経験で投資で勝つことは無理と勝手に思い込んでいたんですね。

ーーなるほど

まあ手数料とか細かいことを考えなければ、基本的に投資はゼロサムゲーム(勝っている人も負けている人もいるが、勝ち負けの総額は変わらないこと)なので、自分が負けていると言うことは、その分どこかで勝っている人はいるわけですが、その人を雲の上の存在だと思っていたんです。

ーーでも、瀧本ゼミは違った。

そうです。真面目に他の投資家に勝とうとしていたし、過去の事例でもゼミ生が発表した銘柄は勝っていた。(ゼミの発表では、上場企業の中から1つの企業を選んで株価を予測する)

そんな話を独自説明会で聞き、「このゼミは本当にすごいな!」と思ったし、「自分も他の投資家に勝ってみたい!」と思ったんです。

ーーゼミでは実際に自分のお金を投資するんでしょうか?

いえ、しません。

正確にはしてもいいですが、投資をすることは全く推奨していないですし、僕自身もつい最近まで証券口座すら持ってませんでした。

あくまでも、「綿密なリサーチから仮説を組み立てて議論しあう」というのがゼミの活動の本筋なので、投資をしていなくても全く問題なく活動できます。

「大学生」✖️「投資」だと、どうしてもマルチ商法とかそういう怪しくて危ない感じがすると思うんですが、このゼミでは一切そういうのはないです。とかいうと逆に怪しいのかも知れませんが笑

ーー話がそれてしまいましたが、3つめの「忌憚なく議論ができること」についてもお聞かせください!

相手の発表を否定する意見を躊躇なく言ってもいい、むしろ言うことが望ましいという文化が好きです。

もちろん言い方等は考えるべきだとは思いますが、相手の仮説の穴があったり、思慮不足なところがあった場合指摘しあえるのは、他のサークルにはなかなか無い魅力だと思います。

例え議論の最中に相手を否定することがあっても、「頭が悪い」などといった相手の人格否定でなく、ただ相手の仮説を否定しているだけなので議論を通してゼミ生が不仲になったという話も聞きません

このような純粋な議論ができる環境は貴重ですし、これからもこの環境を絶やすことのないようにしていかなければなと思っています。

新入生へ向けて

ーー最後に新入生に一言お願いします!

瀧本ゼミは本当に中毒性の高いゼミで、他の人の発表を聞いてる時ももちろん楽しいんですが、自分で発表をつくって、それが他のゼミ生に認められて、その認められた仮説が実際に株価になって現れたときの喜びが半端じゃないです!

ゼミ生も、起業している方や離島教育に従事している方、分子生物学の研究家になろうとしている方など、多様な人材が揃っていて、その点でもとても面白いと思います!

最近コロナの影響もあって他大(東大生以外)の方が減っているのが残念なので、他大の方にも是非瀧本ゼミに来ていただきたいです!

【2021年春新歓】春新歓説明会応募フォームはこちらから

瀧本ゼミはZoom上で新歓説明会を行います。本番さながらの銘柄発表とゼミ説明に加え、現役ゼミ生に直接質問できる場を設けるつもりですので奮ってご応募ください。

【2021年春新歓】エントリーシートはこちらから

なお、エントリーシートは下記のフォームよりご提出をお願いいたします。締切期限は4/16の23:59となっております。

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