統計ヲタクが瀧本ゼミに入った理由とは..?

松本 凌佳さん 東京大学経済学部金融学科3年(インタビュー当時)

今回のインタビューでは、理科1類から経済学部に進学した、代表の松本さんを紹介します。

WEEを読んで憧れた投資の世界

↑趣味は登山の松本さん。富士山頂より

—-松本さんは理系からの入ゼミでしたね。ゼミに入る前はどんなことをしていたのですか?
「私は理科一類に入学して、統計の勉強をしていました。数字やデータを見た時に、誰も気づかない隠れた知見を得たいという気持ちがあったんです。思い立ったら全力でやりこむ性格の人間なので、数理統計から統計分析まで駒場の統計関連の授業は全部受けていましたし、統計検定1級も取得しました。」

—-松本さんはどうして瀧本ゼミに入ったのですか?

「私が瀧本ゼミに入ったのは2018年の11月の新歓だったのですが、加入のきっかけになったのは、その直前に友人が貸してくれたある本です。『狼と香辛料』という作品をご存知ですか?」

—-ええ、支倉凍砂さんの作品ですね

「そうです、そうです(嬉しそうな顔)、『狼と香辛料』は漫画やアニメにもなっていてさらにはVRゲームにもなっているほどの作品で超有名です。その支倉さんの著書に『WORLD END ECONOMiCA』というちょっとマイナーなものがあります」

—-松本さんがゼミ生におすすめしまくっている本ですね

「そうです、そうです(嬉しそうな顔)。僕も語り出すと長くなるので端的に言いますと、それは『投資』がテーマの作品です。大きな野心を持った月生まれの少年ハルがあらゆる意図が蠢く株式市場に翻弄されながら成長していくというストーリーです。」

—-なるほど

「全編で2000ページくらいの作品なのですが、読みはじめたら止まらなくて、昼夜を忘れて読んでしまいました。読んだ後の僕は投資に憧れる少年です。たまたま拾った瀧本ゼミのビラに引き寄せられて、気がついたら瀧本ゼミ生になってましたという感じですね。」

—-全然統計関係ないですねwww

「いやぁ、ほんとすみません笑。」

↑極厚の『WORLD END ECONOMiCA』(全三冊)

理想の投資スタイルは?

「瀧本ゼミのリサーチは『公開情報を徹底的に分析する』というものですよね。ゼミ生それぞれがその企業について過去のニュースから株価の動き、財務諸表やビジネスモデルまでありとあらゆることを把握した上で、BUY、SELLのポジションを取るのは非常に面白いです」

—-そうですよね!

「ゼミに入った当初は『実際に店舗に行ってみる』『競合企業の社長さんから話を聞く』『商品を実際に持ってきてゼミ生に良さを伝える』までする人がいることが、本当に衝撃的でした。またそれぞれが自分の強みを活かした発表をしているのも本当に面白いです。起業しているゼミ生は自分の属している業界の成長企業を持ってきますし、法学部のゼミ生は法改正がクリティカルな影響を与える企業を持ってきます。また医学部生は医療系の銘柄を持ってきます。」

—-みんな違った色が出るのは本当に面白いですよね

「そうですね。『WORLD END ECONOMiCA』でもいろんなタイプの超かっこいい投資家が登場します。公開情報を徹底的に分析する人だったり、市場の変化にいち早く気付くための労力を惜しまない人だったり色々な投資家が登場しますが、私は主人公のハルとヒロインのハガナの投資スタイルが好きです。」

—-二人はどのような投資スタイルなのですか?

「第一巻の中でハルとハガナは投資コンテストに挑みます。ハルは株価の動きや無数のニュースの中から、独自の嗅覚で値動きにつながるものを見抜き、投資するタイプなのですが、ハガナはそれを定量化して自動化するプログラムを作っていくのです。ハガナは投資家というわけではないのですが、二人とも尋常じゃなくかっこいいんですよ。というわけで私の投資スタイルも二人の影響を色濃く受けています」

—-では松本さんのスタイルを説明してもらえますか?

「私はその企業の過去の業績を徹底的に可視化して、それが株価にどのような影響を与えているかまず分析しています。その中で、自分でいくつか基準を作ってそれをクリアしている企業について定性情報に重点をおいたリサーチをするようにしています。ハガナのように定量化し、ハルのように情報を集めることを意識した結果こういうアプローチにたどり着きました」

—-先のゼミ生の例のように特定の業界に特化している感じではないですね

「そうですね。自分は特定の業界の知識が豊富ということはないです。その分、他のゼミ生が面倒がって疎かにしがちなデータの可視化に目をつけました。株式投資は『みんながどう思っているか、今後どう思うのか』というゲームなので、企業の業績数値が株価にどんな影響を与えているのかというのはとても大切な情報です。可視化に時間はかかりますが、そこで手間を惜しみません。株価の動きを追体験し、投資家の気持ちを理解した上でリサーチしていくのが僕の投資スタイルです」

↑松本さんの業績シート(例)見えてはいないが上にも下にも延々と指標の分析グラフが並んでいる。

理系出身だからこそ出せるバリュー

—-新入生に何かメッセージはありますか?

「新入生の皆さん、特に東京大学の皆さんはこれから2年間自分の裁量で様々な総合科目を履修することになると思います。ですが、受動的に授業を受けるだけではもったいないです。能動的に取り組んだ上でアウトプットに対して適切なフィードバックが得られる瀧本ゼミのような環境に身を置くことは、長期的に見て大きなプラスになると思います。ぜひ瀧本ゼミにきてください!」

—-理系の皆さんにもメッセージをお願いします!

「理系の皆さんには企業分析、株式投資って非常に馴染みが薄い概念なのではと思います。僕もそうでした。ですが、だからこそ、取り組んでみて欲しいです。投資で勝つためには『皆がまだ気付いていないけど今後注目されること』を見つけることが必要です。ミドリムシの研究を行うユーグレナという上場企業があります。ユーグレナ社長の出雲充氏は培養の難しさから誰も注目してこなかったミドリムシが食糧問題、燃料問題を解決できるほどのポテンシャルを持った生物だと気づき、全てのリソースを投入することで大量生産を実現しました。そして食糧問題、燃料問題の解決可能性に注目を集めたユーグレナは一時、時価総額2000億円をつけるほどの企業になりました。

まだ誰も注目していないけど、将来的に注目される題材に全てのリソースを投下することは社会で大きく活躍する方法の一つです。そして、投資を学ぶことは『皆がまだ気付いていないけど今後注目されること』を見つける最高の練習になります。社会で圧倒的な成功をおさめるために、瀧本ゼミで一緒に投資を学びましょう!」

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